[資格]HTML5 レベル2
HTML5 レベル1に続きレベル2を受けてきました。
レベル2はレベル1とは出題範囲が異なり、JavaScriptの文法、コーディングスキルについての問題が中心です。
なお、今回万が一不合格でも無料でもう一回受験できる「リテイクフリーサマーキャンペーン2022」を利用して受験しました。
https://html5exam.jp/campaign/retake202207/
この手のキャンペーンは今後もあるかどうか分かりませんが、無料のセミナー等は定期的に開催されています。
気になる方は以下ページをチェックしておくと良いと思います。
https://html5exam.jp/news/event/
HTML5 レベル2について
概要
JavaScriptの文法、およびコーディングスキル、API、そのほか通信やセキュリティ等、レベル1と比べるとより高いレベルのスキルと知識を求められる試験です。
試験
試験名 | HTML5プロフェッショナル認定資格 レベル2 |
---|---|
合格ライン | 70点 / 100点 |
問題数 | 40問 |
試験時間 | 90分 |
前提条件 | 有効なHTML5 レベル1を保有していること |
試験時間にはアンケートの時間が含まれるので実際は80分です。
問題数はおそらく40~45の間で変動します。
選択形式のみで記述する問題は出ませんでした。
使用した参考書について
こちらの参考書はバージョンは2.0対応です。現時点で2.5に対応した参考書はおそらくありません。しかし2.5の範囲を確認したところ、2.0と大差はありませんのでこちらの参考書で十分だと思います。
以下に2.5の変更点が公開されていますので、心配であれば確認しておくとよいです。
https://html5exam.jp/outline/objectives_lv2.html
書籍については、レベル1と同様にLPI-Japanの認定教材です。
重要なポイントについての問題と解説、模擬試験1回分が収録されています。
また、購入特典としてダウンロード版の模擬試験がついてきます。
試験内容
覚えている範囲で箇条書きですが以下にまとめます。
-
JavaScriptの文法
「このソースコードを実行するとどのように出力されるか」という問題がだいたい4割ぐらい出ます。
1点注意としては、変数の定義について参考書ではvarを使用してますが、実際の問題ではletが使用されてました。varとletの違いについての問題はありませんでしたが、不安な場合は事前に調べておくと良いと思います。
また、無名関数については後続でもイベントハンドラを使った問題が出てくるので、しっかりと理解しておく必要があります。
-
API
WebブラウザにおけるJavaScript APIについて
- Selectors API
- History API
- consoleデバッグ方法
-
グラフィックス・アニメーション
-
Canvas
CanvasはJavaScriptのコードから描画するためのメソッドと、その描画結果について理解しておくとよいです。
-
SVG
SVGについては特性について押さえておけばよいです。
-
-
マルチメディア
イベントハンドラを使ったコードの実行結果について
-
ストレージ
各Webストレージの特性について
- sessionStorage
- localStorage
- Indexed Database API
-
通信
各通信系APIの特性について
- WebSocket
- XMLHttpRequest
- Server-Sent Events
-
デバイス機能
デバイス機能へのアクセスについて
- Geolocation API
- Device Orientation Event
-
パフォーマンスとオフライン
- Web Workersによる並列処理
- Page Visibility
- キャッシュ制御
-
セキュリティ
クロスオリジン制約とCORS
コメント
コメントを投稿